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ECB当局者、利下げペースについて広く選択肢残すこと望む-議事要旨

記事を要約すると以下のとおり。

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欧州中央銀行(ECB)当局者は、インフレが完全には沈静化しておらず、ユーロ圏経済のリスクが高まる中で、利下げのペースについて柔軟性を維持したいと考えていた。9月11、12日の政策委員会の議事要旨から分かった。
  10日に公表された議事要旨によると、当局者らは「入ってくるすべてのデータに対応できるよう、あらゆる選択肢を維持することが望ましい」との考えを示し、「景気抑制の度合いを緩めるスピードは、入ってくるデータ次第だ」と強調した。
  投資家やアナリストは、9月の会合以降にユーロ圏のインフレ率が2%の目標を下回ったことや、経済が低迷している兆候が明らかになったことを受け、政策委が来週、今年3回目の中銀預金金利引き下げを決めると広く予想している。
  フランス中銀のビルロワドガロー総裁は9日、今月の「利下げは非常に可能性が高く、最後ではないだろう」と発言。

ECB、非常に可能性高い来週の利下げは最後ではない-仏中銀総裁
  ラトビア中銀のカザークス総裁は、インフレ目標が維持できれば、2025年には経済を刺激も抑制もしない中立的な水準まで金利を引き下げることが可能だと述べた。
  ブルームバーグ・エコノミクスのモデルは、当局者のハト派的な姿勢が強まっていることを示している。
  議事要旨の主な内容は以下の通り。
金利について

「今後については、発表されるデータが基本シナリオに沿ったものであれば、段階的に景気への制限を緩和していくアプローチが適切だろう。同時に、調整のスピードについてはオプショナリティー(選択性)を維持すべきだ」
「このようなデータ依存は個々のデータポイントへの依存を意味せず、総合インフレ率やコアインフレ率、あるいはその他の指標の単一の数字や短期的な動向が自動的に重視されることはない」
「メンバーはおおむね、将来のデータが基本シナリオに沿うものであれば、景気への制限を徐々に緩和するアプローチが適切であることに同意した」
「インフレ目標達成が遅れるリスクがあるため、景気への制限を性急に緩めないよう、ある程度の慎重さが求められる」
「一方で、インフレ率が目標をさらに下回るリスクはより大きくなっている」

インフレについて

「インフレ問題が解決したと完全には確信できないため、現在は段階的かつ慎重なアプローチが適切だと思われる」
「エネルギー価格の変動が大きい現状を踏まえると、総合インフレ率の数値は中期的な物価上昇圧力についてあまり参考にならない。コアインフレ率を引き続き注視する必要がある」

経済について

「ユーロ圏の全体的経済見通しについては懸念が増しており、予測される回復は脆弱(ぜいじゃく)だ。経済活動は依然として低迷しており、成長へのリスクは下方向で、短期的なリスクは高まっている」
「全体としては、ユーロ圏のリセッション(景気後退)は依然として可能性が低いというのが一般的な見方だった」

原題:
ECB Officials Wanted to Keep Options Open on Pace of Rate Cuts(抜粋)

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[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ECB当局者、利下げペースについて広く選択肢残すこと望む-議事要旨

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