半導体メーカーの米
テキサス・インスツルメンツ(TI)は23日、1-3月(第1四半期)の低調な業績見通しを示した。依然として緩慢な半導体需要と製造コストの増加が痛手となっていることを示唆した。
発表資料によると、1-3月期の売上高は37億4000万ドル(約5800億円)から40億6000万ドルになる見通し。1株利益は94セントから1.16ドルを見込む。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は、売上高が38億6000万ドル、1株利益は1.17ドルだった。
電子機器業界の大部分は低迷から抜け出せておらず、TIの売上高は9四半期連続で減少した。製造費用も利益に影響を与えていると同社経営陣は説明した。
TIは売上高の大部分を産業用機器や車両のメーカーから得ており、同社の業績見通しは世界経済の多くの分野の先行指標となる。3カ月前に経営陣は、同社の最終市場の一部が在庫過剰から脱する兆しを見せていると述べていたが、一部投資家が期待していたほどの速さでは回復していない。
株価は決算発表を受けた時間外取引で一時約3%下落した。
ハビブ・イラン最高経営責任者(CEO)は23日のアナリスト向け電話会見で、産業需要は依然として鈍いと述べ、「工業オートメーションとエネルギーインフラはまだ底が見えない」と指摘。自動車部門では、中国での成長はこれまでほど強くなく、他地域で予想される低調さを相殺できないとの見方を示した。
期待外れの業績見通しとは対照的に、昨年10-12月(第4四半期)の業績はアナリスト予想を大きく上回った。売上高は1.7%減の40億1000万ドル(市場予想38億6000万ドル)で、1株利益は1.30ドル(同1.21ドル)だった。
原題:
Texas Instruments’ Forecast Signals Chip Slump Is Persisting (2) (抜粋)
(CEOの見解を追加します)







