トランプ米大統領が39%という高関税を課すと決めたスイスを巡り、投資家が警戒感を強めている。日本や韓国、欧州連合(EU)を対象とした15%を大幅に上回る関税率だ。
高級腕時計やチョコレート、世界的な金融機関で知られるスイスは米国の主要貿易相手国の1つ。2024年は医薬品や医療機器、ネスレのコーヒーなど600億ドル(約8兆8300億円)以上の財が米国に輸出された。
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トランプ政権との関税交渉の期限とされた8月1日がスイスの建国記念日と重なったこともあり、4日の株式市場再開に注目が集まっている。
アムンディで欧州株バリュー戦略を統括するアンドレス・ウォソル氏は「スイス市場が最初、ネガティブに反応するのは確かだろう」と指摘した上で、「次の焦点は交渉だ。トランプ氏の関税率発表は対応を引き出すための発表であって、この水準の関税を本当に課す意図ではない」と述べた。
米市場で取引されているスイス関連株は1日の取引で値下がり。
UBSグループの株価は1.8%安、電子機器メーカーの
ロジテック・インターナショナルは3.5%安となった。
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのダニエル・カルト氏らが1日に発表したリポートは、EUが15%の関税率で合意できたため、スイスは「競争上不利」になっていると指摘。また、スイスの財輸出のうち19%は米国向けで、基本シナリオはスイスと米国がEUと同様の合意に達することだとしている。
原題:
Swiss Gird for Stocks to Fall as Markets Reopen After Tariff Hit(抜粋)






