欧州中央銀行(ECB)は利下げを急ぎ過ぎるべきではないが、柔軟性は維持していると、政策委員会メンバーのナーゲル・ドイツ連邦銀行総裁が主張した。
ワシントンで開かれている国際通貨基金(IMF)年次会合の出席に際してブルームバーグ・テレビジョンのインタビューに応じたナーゲル氏は24日、今年最後の12月会合ではあらゆる選択肢が議論の対象になると述べつつ、あり得る結果について臆測はしないとくぎを刺した。
「われわれは急ぎ過ぎるべきではない」と同氏は発言。「あらゆる選択性を保つ。この選択性は12月に入手するデータに基づく」と説明した。
インフレについては「順調だ」との認識を示し、「恐らく来年半ばまでに目標を達成できると、かなりの自信を持っている。これは成功談だと言えるだろう」と語った。
12月に公表されるECBスタッフによる最新の四半期経済予測が一定の指針になるだろうとしつつ、この会合について自身の見解を示すことは控えた。
「2027年を含む新たな予測は、さらなるガイダンスと方向性を与えてくれるだろう。だが、12月に何が必要になるか、あまり臆測したくない。そのようなことは間違いなく助けにならない」と述べた。
原題:
ECB Shouldn’t Rush With Interest-Rate Cuts, Nagel Says(抜粋)




