先週の米新規失業保険申請件数は小幅に増加したものの、新型コロナウイルス禍前の平均水準近くにとどまった。
キーポイント
新規失業保険申請件数(11月2日終了週)は前週比3000件増の22万1000件
ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は22万2000件
前週は21万8000件(速報値21万6000件)に修正
失業保険の継続受給者数(10月26日終了週)は189万2000人に増加
エコノミスト予想中央値は187万3000人
前週は185万3000人(速報値186万2000人)に修正
継続受給者数は2021年11月以来の高水準となった。先月のハリケーンやストライキの影響を反映しているとみられる。
米南東部を襲ったハリケーン「ミルトン」と「ヘリーン」の影響で、失業保険統計には過去数週間に比較的大きな変動が生じた。また、米ボーイングの労働者による数週間にわたるストで、サプライヤーの休業を含め、一時的なレイオフが発生した。
ただし、ハリケーンの影響が弱まるにつれ、新規の申請件数は減ってきている。ボーイングの労働組合は5日、新たな労働協約案を巡り組合員投票を行い、
賛成多数で受け入れた。同社サプライヤーへの影響も近く収まる見通しだ。
より変動の少ない失業保険申請の4週移動平均は22万7250件に減少した。
季節調整前ベースでも失業保険申請は増加。州別ではカリフォルニアやミシガン、オハイオでの増加が目立った。一方、フロリダやジョージアでは減少した。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:
US Initial Jobless Claims Tick Up, Remaining at Pre-Covid Levels(抜粋)
(統計の詳細を追加し、更新します)




