米クリーブランド連銀のハマック総裁は、利下げペースを減速させるべきポイントに当局者は「いる、ないし近い」との見解を示した。経済の力強さと依然高止まりしているインフレに言及した。
ハマック総裁
Source: The Federal Reserve Bank of Cleveland ハマック総裁は6日、シティクラブ・オブ・クリーブランド主催のイベントで、来年1月末までにもう1回利下げをし、来年末までに「数回の追加利下げ」が行われるという市場の見方に同意すると述べた。一方で、この先の決定は今後入手されるデータに基づくと強調した。
同氏は8月に就任し、今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ。発言内容は事前原稿に基づく。
ハマック総裁はまた、現在の金利は経済を刺激も抑制もしない中立水準に近い可能性があるとし、しばらくの間「適度に景気抑制的」に維持すべきだと述べた。
「適度に景気抑制的なスタンスを維持する必要性と、中立水準から遠くはない可能性とのバランスを取るため、金融当局は利下げペースを減速させるのが理にかなうポイントにいる、ないし近いと私は考えている」と指摘。
「経済の基調的な力強さを踏まえれば、ゆっくりと動くことで適度に景気抑制的な水準へと時間をかけて政策を調整することができるだろう」と述べた。
ハマック総裁はインフレと経済成長、労働市場はここ数カ月、いずれも自身が想定していたより強いと発言。「9月時点の自身の予想に比べて利下げペースを落とす必要がある」状況との認識を示した。
原題:
Hammack Says Fed ‘At or Near’ Point of Slowing Rate Cuts(抜粋)






