欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会のドムブロフスキス委員(経済担当)は10日、フランスは負債削減と財政赤字縮小に向けた計画を推し進める必要があると述べた。
ブリュッセルでのEU財務相会合を前に、ドムブロフスキス氏は記者団に対し、フランスの財政構造改革の中期計画について議論する予定だと話した。欧州委員会は以前、この計画に肯定的な評価をしていた。
ドムブロスキス氏はバルニエ内閣の後を継ぐフランス新政府も「当然、財政赤字と公的債務を確実に減少させるというアプローチを貫くことが重要だ」と強調した。
フランスは4日、過去60年以上で初めて下院が内閣不信任案を
可決させ、政治的混乱に陥っている。マクロン大統領は、十分な支持を集められる新首相を任命すべく
奔走している。
ただ、議会内のどの勢力も下院で過半数議席を持たない状況は変わらず、どのような新政権であれ、バルニエ政権と同様の財政的・政治的制約に直面することになる。また、次の総選挙は早くても来年7月まで実施できないため、行き詰まりを即座に打開する策はない。
正式な新内閣発足まで暫定的に執務を続けているバルニエ政府は11日の閣議で、2025年の予算が年内に成立しない事態に備え、1月以降も政府の運営を継続できるよう
暫定支出法案を提出する予定だ。
原題:
France Must Push on With Debt, Deficit Plans, Dombrovskis Says(抜粋)






