17日の東京外国為替市場で円相場は1ドル=154円台前半で推移。前日の海外市場で3週間ぶり安値を更新し、今週見込まれている米国の連邦公開市場委員会(FOMC)によるタカ派的な利下げや日本銀行の利上げ見送りはいったん織り込まれたとの見方が出ている。
あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジストは、海外時間に154円48銭まで円安が進み、「今週の日米の金融政策決定を完全に織り込んだ」と指摘。円は下げ渋る可能性が高いとの見方を示した。
円は対ドルでニューヨーク終値比ほぼ横ばいの154円20銭-午前10時07分現在一時154円02銭まで上昇
一方、三井住友信託銀行米州部マーケットビジネスユニットの山本威調査役(ニューヨーク在勤)は、日米の政策決定待ちの中、FOMCが将来の利下げに慎重姿勢を示すことや、日銀会合が利上げを見送った上でハト派的な内容になることへの警戒感を背景に「ドル高・円安基調」が続きやすいとし、154円台後半を円の下値のめどと見込んでいる。
16日の海外市場では日米の金融政策決定を巡る思惑に加え、12月の米購買担当者指数(PMI)が良好な結果となったこともドル買い・円売りを後押しした。金利スワップ市場では17、18日のFOMCでの利下げがほぼ完全に織り込まれている一方、18、19日の日銀決定会合での利上げ確率は10%台で低迷している。
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この記事は一部にブルームバーグ・オートメーションを利用しています。
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