DICは26日、所有するDIC川村記念美術館(千葉県佐倉市)について、規模を縮小して移転すると発表した。移転先は都内で、特定の団体の施設を移転候補先として交渉を進め、2025年3月末までの最終合意と正式発表を目指す。
保有作品数は4分の1程度に縮小。継続保有の対象から外れる美術品の一部について25年中に売却に着手し、少なくとも100億円程度のキャッシュインを目指す。売却で得た資金は株主還元と成長投資のほか、美術館の移転や運営費用に充てる。
移転候補先との交渉が不成立となった場合は美術館運営を中止し、保有美術品の売却を検討する。
25年3月31日を最終営業日とする現美術館は、休館後の地域住民による庭園や周辺施設の継続利用などの可能性について、佐倉市と協議する。
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