28日の債券相場は上昇が予想される。米国の長期金利がリスク回避の買いで大幅低下した流れを引き継ぐ。日本銀行が予定している中期や超長期債を対象にした国債買い入れも相場の支えとなりそうだ。
SMBC日興証券の奥村任シニア金利ストラテジストは、国内では5年から先物ゾーン中心に買いが入り金利低下を主導しそうだと予想する。先週の日銀金融政策決定会合に向けて利上げ織り込みの進展を想定したフラットナー(平たん化)ポジションが膨らんだとみられ、その揺り戻しの展開になるとみている。
同氏の新発10年物国債利回りの予想レンジは1.175-1.195%(27日は1.215%で終了)、先物中心限月3月物は141円10銭~141円40銭(同140円89銭)。
先物夜間取引で3月物は27日の日中取引終値比31銭高の141円20銭で終えた。27日の米10年国債利回りは4.53%程度と前日比9ベーシスポイント(bp)低下した。
日銀買い入れオペ
定例の国債買い入れオペの対象は残存期間1年超3年以下、3年超5年以下、10年超25年以下
買い入れ額はそれぞれ3000億円、3000億円、1500億円
東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジスト日銀の国債買い入れは一定の相場のサポートと見込む
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