ソフトバンクグループが発表した2024年10-12月期(第3四半期)の業績は3692億円の純損失と、再び赤字に転落した。ブルームバーグが集計した
アナリストによる予想平均は1548億円の赤字だった。
損失額は23年7-9月期に次ぐ規模となる。前年同期は9500億円の黒字。24年3月期まで3期連続の赤字で守勢を強いられてきた同社は米国で巨額投資を計画するなど「反転攻勢」に出ており、決算説明会での後藤芳光最高財務責任者(CFO)の発言に注目が集まる。
ホワイトハウスにて、ソフトバンクGの孫社長
Photographer: Aaron Schwartz/Sipa/Bloomberg ソフトバンクGは1月、米国でのAIインフラ整備に今後4年で5000億ドル(約77兆円)を投じる「スターゲート・プロジェクト」を発表。同社はこれまで米
ウィーワークやインドの
OYO(オヨ)などへの投資に失敗し、財務状況に不安をもたらした経緯がある。四半期ベースで今期2度目の最終赤字となる中、AI分野での巨額投資に対して、市場では期待と不安が入り交じる。
スターゲートを巡っては、借り入れ中心の資金調達を検討しているとも
報じられており、同プロジェクトの収益化の見込みや、資金調達に関する詳細な説明が求められている。
同社の発表によれば、ビジョン・ファンド(SVF)事業の同四半期の税引き前損益は3099億円の赤字だった(前年同期は4227億円の黒字)。投資の実現損益は151億円の赤字、未実現評価損益が3239億円の赤字だった。
SVFの投資先別累計損益では、シンガポールの配車アプリの
グラブ・ホールディングスなどはプラスだったが、中国最大の配車サービス会社、
滴滴グローバルやロボットストレージシステムを手掛けるノルウェーの
オートストアなどはマイナスだった。
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(情報を追加して更新します)
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