著名空売り投資家カーソン・ブロック氏は、インド株に焦点を絞ったファンドの開始を検討する一方で、このところ値上がりしている中国株は敬遠している。
マディー・ウォーターズ・キャピタルの最高経営責任者(CEO)を務めるブロック氏はインドについて、かつての中国のように金融業界にとって「主要なテーマとなる」と述べた。シンガポールで18日に行われたブルームバーグテレビジョンとのインタビューに応じた。
ブロック氏は来週、マディー・ウォーターズのフレディー・ブリック社長と共にインドを訪れ、同国の投資環境を理解するためムンバイのブローカーやファンドおよび企業関係者と会う予定。
今回がインド初訪問となるブロック氏は、ロング・ショート戦略のファンドを始めることを考えているが、キャピタルゲイン課税に関する同国の規則を懸念している。
カーソン・ブロック氏、インタビューで語る
Source: Bloomberg 外国勢は今年に入りインド株を売り越すことが多く、13日までに100億ドル(約1兆5200億円)余りの資金が引き揚げられた。低調な利益・成長見通しが背景だ。
ブロック氏率いるマディー・ウォーターズは中国企業数社の不正行為を指摘したことでも知られている。同氏は中国への慎重姿勢を維持すべき主な理由として、地政学的リスクと企業会計の信頼性の低さを挙げた。
中国企業の「数値は信用できない。中国と台湾の軍事衝突の可能性もある」とブロック氏は指摘した。
中国に対して懐疑的な見方を長年維持してきたブロック氏は昨年10月、中国株の購入について投資家に
警告。その後、MSCI中国指数は約10%上昇している。
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原題:
Carson Block Is Looking at India Fund, Avoids China Stock Rally(抜粋)





