電気自動車(EV)大手の米
テスラは安全性の問題を理由に、ピックアップトラック「サイバートラック」をリコール(回収・無償修理)する。米国で最初の15カ月に販売された全車が対象。
米運輸省道路交通安全局(NHTSA)への届け出によると、対象4万6096台のうち1%に欠陥があるとテスラは推定している。同社によれば、サイバートラック外装に鋼鉄のパネルを取り付けている接着部分に「環境による脆化(ぜいか)」が起きる可能性がある。
テスラのサイバートラック
Photographer: David Paul Morris/Bloomberg テスラは届け出た報告書の中で、耐久性の要件を満たすパネルへの交換費用を負担するとしているが、3月18日の時点で生産段階での問題はまだ解決されていない。21日前後にも是正措置を講じる見通しだと述べた。
「走行中にステンレス製パネルが脱落すれば、後続車に危険が及ぶ恐れがあり、負傷や衝突のリスクが高まる」とテスラは説明。この問題に関連していると考えられる保証請求が151件あったという。
サイバートラックは2023年11月に発売されてからの1年で、すでに6回リコールされている。昨年6月のリコールでは、トランクベッド外装部分の接着が走行中に緩くなる可能性があるとしていた。
20日の米株式市場ではテスラ株が下落。取引開始前の時間外で一時1.2%安となった。年初から19日終値にかけて42%下げている。
原題:
Tesla Recalls Cybertrucks After Steel Trim Pieces Come Loose (1)(抜粋)







