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関税が復活させる「ハングデット」リスク-貸し付け債権の販売進まず

記事を要約すると以下のとおり。

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トランプ米大統領が米国の貿易相手国に高関税を課す方針を打ち出したことでリセッション(景気後退)懸念が高まり、投資家のリスク回避でレバレッジドファイナンス取引が進まなくなった。
  銀行がコミットした企業買収用資金の貸し付け債権をバランスシート上に抱える羽目になる可能性が出てきた。
  カナダの自動車部品メーカー、ABCテクノロジー・ホールディングスへ貸し付けに関する取引と、HIGキャピタルによるカナダのソフトウエア開発会社買収を支援する案件は、いずれも延期された。資金調達をまとめる約束をした銀行団に「ハングデット」のリスクが生じている。
  ベアリングスで米高利回り投資を担当するマネジングディレクター、ケリー・バートン氏は「事態が沈静化しないと投資家は新たなリスクを取らないだろう」と述べた。

  銀行は通常、買収が完了する前に買収のための貸し付け債権を売却するが、それができない場合、いわゆる「ハングデット」をバランスシート上に抱えることになる。
  ABCテクノロジーによるTIフルイド・システムズの買収は月内に完了する予定だが、シティグループとJPモルガン・チェースを含む銀行団は9億ドル(約1300億円)のレバレッジドローンに十分な需要を集めることができていない。13億2500万ドルのジャンク債の募集も開始されていない。
  モントリオール銀行が主導するHIGによるコンバージ・テクノロジー・ソリューションズの買収資金のローン債権販売にも投資家需要が集まっていない。
  クレジット市場の混乱はレバレッジドファイナンス以外にも及んでいる。チャッキーチーズのオーナーであるCECエンターテインメントのジャンク債6億6000万ドルの借り換えは失敗に終わり、フィナストラ・グループ・ホールディングスの50億ドル余りのプライベートクレジットローンの借り換えの試みも頓挫した。

  ジャンク債の新規発行も米国では止まっている。過去6営業日で高利回り債の新規発行は1件のみ。レバレッジドローンの組成はゼロだ。
  
パインブリッジ・インベストメンツのジェレミー・バートン氏は「リスクがあるのに新たな資本を投入する理由が見えない」と言う。
  3年前に米連邦準備制度がインフレ対策として金利を引き上げ始めた時、投資家はより安全な投資からリターンを得られるようになったため、ジャンク級発行体向けの債権を買わなくなりハングデットが生じた。銀行はその二の舞のリスクに直面している。
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LBO向け融資が再び「ハングデット」になる恐れ-関税で案件進まず
原題:
Tariffs Stoke Fears That Hung Debt Will Return: Credit Weekly(抜粋)
 

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[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 関税が復活させる「ハングデット」リスク-貸し付け債権の販売進まず

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