3月の米生産者物価指数(PPI)は予想外に前月比で低下し、2023年10月以来の大幅な落ち込みとなった。エネルギーコストの低下が影響した。大規模な追加関税が賦課される前は物価状況が落ち着いていたことが改めて示された。
キーポイント
PPI(最終需要向け財・サービス)は前月比0.4%低下
エコノミスト予想の中央値は0.2%上昇
前月は0.1%上昇(速報値は横ばい)に上方修正
前年同月比では2.7%上昇
市場予想は3.3%上昇
前月は3.2%上昇
変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPPIは前月比0.1%低下。予想は0.3%上昇だった。米金融当局が物価指標として重視する個人消費支出(PCE)価格指数に反映されるカテゴリーも総じて伸びが鈍った。
10日に発表された3月のCPI統計でもコア指数の前月比が市場予想に反して鈍化するなど、全般的にインフレ圧力の後退を示唆していた。
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しかし、トランプ大統領が輸入品に課した広範囲にわたる関税が価格上昇につながるにつれ、年内にインフレが加速するとエコノミストは予測している。
医療サービス費用の伸びが鈍化するなど、PCE価格指数に反映されるカテゴリーはおおむね落ち着いた内容となった。PCE統計は30日に発表される。
コア財価格は2カ月連続で0.3%上昇した。一方、サービス価格は0.2%低下と、昨年7月以来の大幅低下となり、卸売業および小売業の利益率の継続的な低下を反映している。
食品価格は2.1%低下、エネルギーコストは4%下がった。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:
US Producer Prices Unexpectedly Fall, Dragged Down by Energy(抜粋)
(統計の詳細を加え、更新します)





