シンガポール通貨庁 (MAS、中央銀行)は14日、為替管理政策(金融政策)見直しに伴い、シンガポール・ドルの為替レート政策バンドの傾斜を若干緩やかにする金融緩和を発表した。政策バンドの許容変動幅および変動幅の中心値はいずれも据え置く。
ブルームバーグ・ニュースが調査したエコノミスト14人全員が今回の決定を予想していた。MASは今年1月、政策バンドの傾斜を緩やかにする変更を決定し、2020年以来となる金融緩和に動いた。
価格圧力緩和の兆しが表れる中で、トランプ米政権が発動する新たな関税がグローバル経済に及ぼす影響を政策担当者らは注意深く見守っている。
MASは「内外の経済動向を注視し、インフレと成長へのリスクを引き続き警戒する」姿勢を示した。MASの政策決定を受け、シンガポール・ドルは小幅上昇した。
この日発表されたシンガポールの1-3月(第1四半期)の国内総生産(GDP)は前年同期比3.8%増にとどまり、予想(4.5%増)を下回った。シンガポール政府は、今年の成長率予想を0-2%と、従来の1-3%から下方修正した。
原題:
Singapore Eases Monetary Policy, Sees Weaker Growth in 2025 (1)(抜粋)
(MASの声明内容などを追加して更新します)





