米国は株式市場の特別待遇失う恐れ、トランプ氏関税で-アポロ幹部
記事を要約すると以下のとおり。
トランプ米大統領が仕掛ける世界的な貿易戦争で、長きにわたった米国の資本市場支配が後退する恐れが生じていると、米投資大手
アポロ・グローバル・マネジメントの資産運用部門共同会長を務めるジョン・ジト氏が語った。 アポロのマーク・ローワン最高経営責任者(CEO)も今月、過激化するトランプ氏の関税政策が米国ブランドに与える損害を懸念していると述べていた。米国が現在のプレミアムを失えば、「ベーシスポイントでは測れない。」 トランプ大統領が貿易関係の再構築に取り組む中で、米S&P500指数は5.5%下落している。 「資本市場のリーダーであることの恩恵は公開市場にとどまらない。」 米国との競争を強めている地域としてジト氏はアジアや中東を挙げつつ、資本市場の利用で最も好位置に付けているのは欧州かもしれないとの認識を示した。むしろ、資本が徐々に米国を他市場と同じようなバリュエーションで扱い始める。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米国は株式市場の特別待遇失う恐れ、トランプ氏関税で-アポロ幹部