米ドルが対アジア通貨で急落、市場に衝撃-為替協定巡る思惑も浮上
記事を要約すると以下のとおり。
週明け5日の外国為替市場では、米ドル売りが再び強まり、主要通貨に対しほぼ全面安となっている。また米商品先物取引委員会(CFTC)の直近データによると、投機筋のドルに対する弱気なポジションは、昨年9月以来の大幅な上昇率を記録。円も対ドルで1.13ドルを上抜けた。関連記事:台湾市場に動揺、急ピッチの通貨高進行で-背後にトランプ関税(2) JPモルガン・チェースのグローバルFXストラテジスト、アリンダム・サンディリア氏は、アジア諸国・地域の中央銀行の間で何らかの為替協定があるのではとの臆測を呼んでいると語った。米国との貿易合意には為替レートの再調整が含まれる可能性があると指摘。「米国と中国、もしくは米国とアジア地域との間で何らかの為替合意が成立し、結果としてアジア通貨全体が上昇する予兆かもしれない」と述べた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 米ドルが対アジア通貨で急落、市場に衝撃-為替協定巡る思惑も浮上