ECB、インフレ鈍化でさらなる利下げ必要に-リトアニア中銀総裁
記事を要約すると以下のとおり。
欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのシムカス・リトアニア中銀総裁は9日、ユーロ圏経済が米国の関税の全面的な影響をまだ受けていない上、インフレがさらに鈍化すると見込まれるため、利下げをさらに行う必要があるとの見解を示した。シムカス・リトアニア中銀総裁は、ECBは3月、ユーロ圏の今年の経済成長率を0.9%と予想したが、シムカス氏は「6月以降、追加の利下げが行われる可能性はある」と述べた。 シムカス氏は、エネルギー価格の低下やユーロ高、関税の影響で安価な中国製品の欧州向け輸出が増える可能性はかなり高いと述べた。
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