ＮＹ最⾼層ビル、最上階のオフィス賃貸開始－大手金融機関の誘致期待

ニューヨーク市の超高層ビル「ワン・ワールドトレードセンター」は、開業以来初となる最上階部分のオフィス賃貸を始める。
これはロウアーマンハッタンでは異例の高さであり、過去10年間に多く入居しているテクノロジー企業に投資するベンチャーキャピタルになるかもしれないと語った。
　「ワン・ワールドトレードセンターには現在、出版社のアドバンス・マガジン・パブリッシャーズや、発電・再生可能エネルギー分野に注力する投資会社エナジー・キャピタル・パートナーズなどが入居している。」
そうした企業は今、ワールド・トレードセンター跡地から数キロ離れたグランド・セントラル駅やハドソンヤード周辺の高層ビル群に拠点を構えている。
マンハッタン全体では、1－4月のオフィス賃貸契約件数は前年同期比で46％増加した。
　商品投資に特化した代替資産運用会社、オニキスポイント・グローバル・マネジメントの創業者シャイア・ホセインザデ氏は、2017年にミッドタウンから移転して以来、ワン・ワールドトレードセンターの45階にオフィスを構えている。
このビルは復興の力強さを物語っていると語った。