グリア米通商代表、APEC会合で引っ張りだこに-会談望む各国代表
記事を要約すると以下のとおり。
韓国の済州で15、16両日にアジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易担当相会合が開かれ、米国からはグリア通商代表部(USTR)代表が出席する。これは日本政府が一段と有利な合意を得るために時間をかける方針であることを示唆している可能性がある。 USTRで交渉官を務め、現在は調査会社ユーラシア・グループの日本・アジア貿易部長、デービッド・ボーリング氏は「多くの貿易担当相にとって、グリア氏との一対一の会談実現が主な目標になるだろう」と語った。グリア、李両氏はジュネーブでの米中協議に続き、再度会談する可能性も考えられる。その後、米当局者は世界各国と貿易交渉を行っているが、通貨政策に関する約束を合意内容に盛り込もうとはしていないと、事情に詳しい関係者が明らかにした。ユーラシア・グループのボーリング氏は「貿易担当相の一部は、多国間貿易体制への支持を強化しようとするかもしれないが、そうした試みは流れに逆らうものとなるだろう」と話した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース グリア米通商代表、APEC会合で引っ張りだこに-会談望む各国代表