日銀テーパリングに警鐘鳴らす日本国債市場、買い手がストライキ入り
記事を要約すると以下のとおり。
日本国債市場で超長期債利回りの急騰が止まらず、イールドカーブ(利回り曲線)の傾斜化が続いている。石破茂首相は今週、日本の財政は「ギリシャよりもよろしくない状況だ」と発言した。関連記事:海外勢の超長期国債買い越しが3カ月連続で過去最高-国内勢は売り 投資家は日銀が開催中の債券市場参加者会合の動向にも注目している。 日銀が19日発表した債券市場サーベイ結果(5月調査)によると、超長期債を中心に流動性が下がり、ボラティリティーが上昇したことで国債取引のしやすさを示す「機能度」は9四半期ぶりに低下した。買い入れ額が保有国債の入札を控え金利上昇に対する投資家の警戒感も高いままだ。 アシンメトリック・アドバイザーズの日本株式ストラテジスト、アミール・アンバーザデ氏は「日本の債務の大きさや市場で存在感を増す債券自警団の動きに注目が集まり、より日本固有のリスクが浮上する可能性がある」と警戒感を隠さない。
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