トランプ氏との電話に応じた習氏、半導体や関税巡る攻防に勝算見込む
記事を要約すると以下のとおり。
中国の習近平国家主席は、5日にトランプ米大統領との電話会談を受け入れた。それから約36時間後、トランプ氏を数カ月も待たせた理由の説明になるほどの成果ではない。 北京の清華大学国際安全保障戦略研究センターの孫成豪研究員は、「今回の電話会談は、米中関係の戦術的な緊張緩和につながる。」双方に懸念 トランプ氏は90分間に及んだ5日の電話会談後、「中国との貿易合意については非常に良い状態にあると記者団に述べた。」だが、中国は輸出ライセンス制度を維持し、裏切られたと感じていた。モルガン・スタンレーのロビン・シン氏率いるエコノミストによれば、中国経済は4-6月期(第2四半期)に急減速し、年後半にかけて圧力が強まると予想されている。ラトニック商務長官がジュネーブでの次回貿易協議に加わることは、トランプ氏が対中技術規制の一部を撤回する可能性を検討していることを示唆している。トランプ氏は「交渉が進む中でも、双方が追加の否定的な措置の実施を防ぐような、より深い合意はないようだ」と述べた。 スタンフォード大学の中国研究プロジェクト「デジチャイナ」を率いるグラハム・ウェブスター氏は、「トランプ氏が、今後のさらなる交渉に関する展望を持ち、また、それを突然放棄しないと見込むのは賢明ではないと述べた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース トランプ氏との電話に応じた習氏、半導体や関税巡る攻防に勝算見込む