【日本市況】株式が続伸、米雇用指標堅調でリスクオン-債券は下落
記事を要約すると以下のとおり。
9日の日本市場では株式が続伸。また、米中の主要貿易交渉担当者は、中国によるレアアース(希土類)支配を巡る緊張の緩和を目指し、9日にロンドンで再び協議を行う。日米の関税交渉についても、何度も議論が重ねられている状況から判断して期待は残ると語った。 腎臓病治療薬の試験結果が良好だったと発表した大塚ホールディングスなど医薬品株の上げが目立ち、ドル・円相場が前週末と比べて円安方向に振れていることを受けて電機など輸出関連、米金利上昇が追い風となった銀行や保険など金融株も高くなった。 SMBC日興証券の田未来シニア金利ストラテジストは「長期金利が1.5%を下回ると売りが出やすくなる」と語る。 みずほ証券の上野泰也チーフマーケットエコノミストは、20年債、30年債、40年債を1回当たり1000億円ずつ減額するのが「最低ライン」と指摘。対象は残存期間1年超3年以下、5年超10年以下、25年超で、いずれも買い入れ額を据え置いた。米雇用統計を通過して投資家の様子見姿勢が強まっていると指摘。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【日本市況】株式が続伸、米雇用指標堅調でリスクオン-債券は下落