トランプ氏、中東紛争から距離置く方針を急転換-関与長期化の懸念も
記事を要約すると以下のとおり。
トランプ米大統領は、米国が中東の戦争に巻き込まれる事態を避ける方針をかねてから掲げてきた。イラン核開発計画の破壊を目指すイスラエルの取り組みを後押しし、米国を激化する地域紛争に引きずり込んだ。5月の中東歴訪では、この地域の未来は、「混乱ではなく商業によって築かれるべきだと話していた。」 世界の原油トレーダーは神経をとがらせている。ところがトランプ氏は17日、中東紛争への対応に当たるため、カナダでの主要7カ国首脳会議(G7サミット)を急きょ切り上げ、帰国。トランプ氏はイランを攻撃するか2週間以内に決定を下すとし、交渉再開の可能性を残していた。一部の議員からは、トランプ氏が議会の承認なしに独断で対イラン攻撃を巡っては、ホワイトハウス内外のトランプ支持者の間でも意見が割れている。一方、孤立主義者は、戦争よりも移民問題など国内の課題に集中すべきと主張している。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース トランプ氏、中東紛争から距離置く方針を急転換-関与長期化の懸念も