28日の債券相場は下落が予想される。日本銀行による早期追加利上げ観測を受けた前日の軟調地合いが続く。
東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジストは、先物夜間取引も軟調に推移したことから「売り先行で始まる」とみる。もっとも、その後は「リスクオフで日経平均株価の大幅下落が見込まれるほか、ビッグエクステンション(国債インデックスの期間を通常より長期化する動き)の買い需要もあり、相場は戻しそうだ」と述べた。
朝方に2月の東京都区部消費者物価指数(CPI)が発表される。市場予想によると、生鮮食品を除くコア指数は前年同月比の上昇率が1月からやや鈍化する一方、生鮮食品とエネルギーを除くベースでは加速する見込み。佐野氏は「きょうは材料が多く、市場予想と比べてよほど強い数字とならない限り、反応は限定的だろう」とみている。
同氏の新発10年物国債利回りの予想レンジは1.38~1.41%(27日は1.39%で終了)、先物中心限月3月物は139円33銭~139円67銭(同139円52銭)。
先物夜間取引で3月物は27日の日中取引終値比9銭安の139円43銭で終えた。27日の米10年国債利回りは4.26%程度と前日比横ばいで終えた。
日銀買い入れ予定
日銀は午後5時に3月の国債買い入れ予定を発表する。各残存期間の1回当たり買い入れ額、オペ実施の頻度を2月から据え置く見込み。
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