ヘグセス米国防長官は26日に開いた記者会見で、イラン核施設に対する攻撃の効果に疑問を呈するメディア報道を強く批判した。だが、核施設の被害状況に関する新たな情報は提供しなかった。
ヘグセス氏が問題視しているのは、国防情報局(DIA)が行った初期評価に関する報道で、イラン中部フォルドゥのウラン濃縮施設の中核部分を無力化するには至らなかったとの分析が報じられていた。これに対し、トランプ大統領は完全に破壊したと主張している。
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ヘグセス氏はDIAの報告書について「深刻な損傷を受けた可能性が高いと認めている」と指摘。「繰り返すが、これは初期の分析だ。だが、誰かが意図的に流出させ、この歴史的な攻撃が失敗だったかのような印象を与えようとした」と述べた。
またメディアがトランプ氏を攻撃し、恥をかかせようとしていると非難。攻撃の実行に当たった軍関係者への敬意を欠いているとも批判した。「これは歴史的に成功した攻撃だ。米国人として祝福すべきであり、平和への道を切り開くものだ」と語った。
約45分間にわたる記者会見にはケイン統合参謀本部議長も同席したが、両氏とも攻撃の効果に関する新たな評価は示さなかった。評価は情報機関の責務であるとケイン氏は強調した。中央情報局(CIA)のラトクリフ長官およびギャバード国家情報長官は25日、今回の攻撃によりイランの核開発計画は数年分後退したと述べている。
国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は26日、仏RFIラジオに対し、フォルドゥの遠心分離機はもはや稼働できない可能性が高く、イランのウラン濃縮プログラムは深刻な損害を受けたと述べた。ただし、IAEAは現地視察を行えていないとも述べた。
一方、トランプ氏はヘグセス氏の会見を称賛。「フェイクニュースはこの魔女狩りに関わった全員を解雇し、我々の偉大な戦士たちとすべての関係者に謝罪すべきだ!」と、ソーシャルメディアに投稿した。
会見するヘグセス長官
Photographer: Andrew Harnik/Getty Images原題:
Hegseth Berates Media as Questions Linger on Iran Strike Impact(抜粋)







