香港の住宅価格が8年ぶりの低水準で推移する中、英
HSBCホールディングス幹部の息子が今年に入り、香港で少なくとも2億3100万香港ドル(約43億円)を投じて高級住宅を購入していたことが分かった。
「ホンコン・パークビュー(陽明山荘)」
Photographer: Justin Chin/Bloomberg 関係者によると、購入したのはHSBCのアジア子会社の会長を務めるピーター・ウォン(王冬勝)氏の息子、ジェレミー・ウォン氏。登記資料によると、ジェレミー氏は過去3カ月間に、香港の高級住宅エリア「ホンコン・パークビュー(陽明山荘)」内の住戸4戸を、法人を通じて取得した。リンクトインのプロフィルによると、同氏もHSBCに勤務している。
不動産登記によると、ジェレミー氏は今月、自身が唯一の取締役を務める地元企業ライオン・ロック(香港)を通じ、内部で接続された住戸2戸を1億2150万香港ドルで購入した。この取引については香港紙・明報が先に報じていた。
数カ月前には同じ企業を利用して別のタワー内で隣接する2戸を1億900万香港ドルで取得していた。登記資料によると、この物件は以前、米ベインキャピタルのアジア・プライベートエクイティー担当幹部ジョナサン・ズー氏とその妻が所有していた。
HSBCの広報担当者はコメントを控えた。ジェレミー氏に対してリンクトイン経由でメッセージを送ったが回答はない。ピーター氏にも電子メールを送ったが返信はない。
香港の住宅市場は低迷が長引いており、資金豊富な投資家が、資金繰りに苦しむ売り手から有名物件を割安で取得する動きが見られている。
原題:
HSBC Asia Chairman’s Son Buys Hong Kong Homes for $29 Million(抜粋)




