欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのセンテノ・ポルトガル中銀総裁は2日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「現在の状況は、さらなる利下げを急ぐ必要を意味するものではない」との見方を示し、「データや今後の展開を見極める必要がある」と語った。
センテノ氏は「インフレ率が目標の2%に達したという非常に良いニュースがあるにもかかわらず、政策担当者たちは依然として慎重な姿勢を保っている」と述べた。同氏によると、当局はユーロ圏20カ国の経済に関する「あらゆる指標」や評価を注視している。
ECBは昨年6月から8回にわたり、中銀預金金利を計200ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き下げ、ラガルド総裁は、金融緩和が「終盤に差し掛かっている」としている。市場では、7月24日の政策委員会会合で利下げが一時停止されると見込まれている。
ラガルド氏は1日、ECBは現在、特に米国の貿易政策による不確実性に対処する上で良好な立場にあると改めて強調した。一方、センテノ氏は、欧州の成長の弱さがECBのインフレ目標を脅かす可能性があると指摘する。
センテノ氏は「もし成長がやや落ち込めば、2%のインフレ率が持続可能かという懸念が常につきまとう」と語り、4-6月期(第2四半期)の経済成長率が鍵になると強調した。
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原題:
ECB Is in No Rush to Lower Interest Rates Further, Centeno Says(抜粋)






