30年国債は発行減額後初の入札へ、超長期金利の方向性決める分水嶺に
記事を要約すると以下のとおり。
2日に予定される30年利付国債の入札は、超長期債への投資家の需要を占う重要な節目となる。ただ、今回の30年債と40年債の利回りが過去最高を記録した。一方、日本銀行は政策金利を引き上げる方向で、国債買い入れを段階的に減らしている。 国内の主要な買い手である生命保険会社などは国債購入に慎重で、流動性の低い超長期債には引き続き上昇圧力がかかりやすい。 PGIMジャパンの丸山誠二最高投資責任者(CIO)兼債券運用部長は、財務省の発行計画見直しを受け、国債の需給バランスが崩れて長短金利差が開くスティープニングや流動性の著しい低下のピークは過ぎたと分析。前回6月5日の30年債入札では2.92倍で、過去1年の平均は3.33倍となっている。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 30年国債は発行減額後初の入札へ、超長期金利の方向性決める分水嶺に