ECB、ユーロ高が輸出に及ぼすリスクを強調-6月会合議事要旨
記事を要約すると以下のとおり。
欧州中央銀行(ECB)の当局者らは6月の政策委員会で、ユーロ高が輸出に及ぼす潜在的リスクを強調していた。 今年に入りユーロが1.179ドル付近で取引されている。関連記事:ECBの最新予測では、インフレ率は2026年に1.6%まで低下した後、27年に2%に戻る見通し。ユーロについて各市場でユーロ建て資金の魅力が高まり、最近ではドルではなくユーロが、安全への逃避通貨としての役割を果たしていることが示唆されるリスクヘッジのコストを考慮すると、両通貨の調達コストはほぼ同等だが、それでも米企業はユーロでの調達を増やしている。これはユーロの魅力が増していることの裏返しだ金利についてメンバー数人は金利を据え置く根拠があると考えていた7回の利下げを経て金利はいまや十分に中立圏内にあり、あるいは既に緩和的な領域に入っている可能性があるインフレについて2026年が重要な年になるとの指摘があった。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ECB、ユーロ高が輸出に及ぼすリスクを強調-6月会合議事要旨







