イスラエルはパレスチナ自治区ガザでの停戦協議の再開に向けて代表団を派遣する。これに先立ち、イスラム組織ハマスはトランプ米大統領が提案した60日間のガザ停戦案について、「直ちに」イスラエルと交渉を開始する用意があると表明していた。
イスラエルのネタニヤフ首相が率いる与党リクードの報道官は5日、代表団がカタールの首都ドーハに向かうとの国内テレビの報道内容を確認した。ただ、時期については詳細を明らかにしなかった。ガザの停戦交渉は今春以降、中断している。
今回の停戦枠組みで合意が成立すれば、ハマスは残る人質50人の半数を解放し、仲介者を通じてイスラエルと停戦に向けた交渉を進めることになる。人質のうち約20人が生存しているとみられ、協議中の合意案では、同60日間に生存者10人と死者18人の遺体の引き渡しが含まれている。
ネタニヤフ首相は停戦案をすでに受け入れており、7日にワシントンで予定されているトランプ大統領との首脳会談で協議する見通しだ。
これに先立ち、ハマスは声明で「ハマス運動は、仲介者らが提示した最新の提案について、パレスチナ諸勢力との内部協議と検討を完了した」とした上で、「仲介役を務める友好国に前向きな返答を伝えた」と説明していた。
この合意が成立すれば、2023年10月以来続いてきた戦闘は終結には至らないまでも、停止する可能性がある。
トランプ氏は4日遅く、「来週、ガザを巡り合意があるかもしれない」とし、自分は「非常に楽観しているが、状況は日々変化している」と述べた。
ネタニヤフ政権は数週間前に米国の提案を受け入れたが、主要仲介国の米国やカタール、エジプトは、双方の主な対立点の解消には至っていない。ハマスは、いかなる停戦も戦争の終結を伴うべきだと主張し、イスラエルが求める武装解除やガザからの撤退を拒否してきた。
一方、イスラエルは交渉に応じながらも軍事作戦を強化している。
原題:
Israel Set to Send Mediators to Talks Aimed at Gaza Ceasefire(抜粋)
(イスラエル交渉団派遣の情報を加えて更新します)




