トランプ関税導入カウントダウン、現場は混乱－正式通知なく詳細不明

トランプ大統領は1月の就任時に、関税引き上げと公的な事務手続きの削減によって経済を繁栄させると公約した。
　だが、期限まで数時間という時点で、輸入品の円滑な流れに必要な重要な詳細は明らかでない。
私たちには分からないと述べた。
　この結果、輸入企業や通関業者は手続きが必要な電子文書が山積みになっているにもかかわらず、身動きが取れない状態だ。
こうした輸入業者は今や申告業務に加え、「顧客に規制や頻繁に変わる関税への対応を数カ月続けることを余儀なくされ、今度は数百万ドルに上るような突然の請求や罰金を恐れている。」
　公式の通知があれば、ＣＢＰは「自動関税環境システム（ＡＣＥ）」と呼ばれるソフトウエアプラットフォームに変更を加える。
　「それなら数字を一つずつ変えていけばいい。」
国・地域ごとの新たな関税率に加え、自動車や鉄鋼、銅など特定の製品に対する個別の関税、さらに米国・メキシコ・カナダ協定（ＵＳＭＣＡ）などの減免措置が組み合わさる。
　「米国の最前線に立つ機関として、ＣＢＰは企業に対する監視も強化し、輸入品の分類や関税額、原産国の申告を厳格化する。」
順守を怠れば、多額の手数料や罰金を請求してくるケースをわれわれは日々扱っている。