スイスの銀行UBSグループは4日、住宅ローン関連の問題を巡り3億ドル(約440億円)を支払うことで米司法省と和解したと発表した。2023年序盤にクレディ・スイスを買収した際に引き継いだ一連の法的問題の整理を今も進めている。
UBSによると、今回の支払いによりクレディ・スイスが17年に結んだ和解に基づく支払いは全て完了する。
5月には、クレディ・スイスが米国の富裕層の脱税を支援していた疑惑に関連し、UBSが別途5億1100万ドルを支払うことで米当局と和解した。
ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)の試算では、21年のアルケゴス・キャピタル・マネジメント破綻に関連するものなど、今も残るクレディ・スイスの遺産の整理にはさらに約5億ドルがかかる見込み。
UBSは2023年、自行が抱えていた米住宅ローン担保証券(MBS)関連の訴訟について、14億4000万ドルの支払いで和解している。
クレディ・スイスから引き継いだ件が今回解決したことにより、ノンコア部門において会計上の利益が発生し、7-9月(第3四半期)業績にプラスの影響がある見込みだという。
原題:
UBS Pays $300 Million to Settle Credit Suisse Mortgage Case (2)(抜粋)






