インドネシア経済の成長が4-6月(第2四半期)に予想外に加速した。米国の関税導入を巡る不透明感にもかかわらず、堅調な個人消費と力強い輸出がけん引した。
インドネシア統計当局が5日発表した4-6月の国内総生産(GDP)は前年同期比5.12%増。ブルームバーグがまとめた市場予想の中央値(4.8%増)を上回った。前期比では4.04%増。エコノミスト予想は3.69%増だった。
今回の結果は、GDPの半分以上を占める個人消費の減速を見込んでいた市場の予想に反するものとなった。最近の利下げや政府による景気刺激策、安定した食品価格に加え、イスラム教のラマダン(断食月)明け大祭や休暇シーズン中の支出増が国内需要を下支えした可能性がある。
個人消費が4.97%増え、総固定資本形成は6.99%増となった。輸出は10.67%増と、米国の関税発動を前にした前倒し出荷が引き続き寄与した。米国はインドネシアに対する関税率を当初の32%から19%へと引き下げた。
ただ、貿易戦争の激化や世界経済の減速により、今後は内需や貿易の勢いが鈍るリスクも残る。対米輸出にかかる関税の引き上げは週内に発効予定。
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原題:
Indonesian Growth Unexpectedly Accelerates Ahead of Tariffs (1)(抜粋)




