住宅金融大手ハリファックスの7日の発表によると、英国の住宅平均価格は7月、前月より0.4%高い29万8237ポンド(約7800万円)となった。1月以来の上げ幅で、税制優遇措置の終了後に買い控えが見られた市場は、安定しつつあるようだ。
発表によると、6月の住宅価格は前月比0.1%の微増にとどまっていた。
この動きは、住宅購入を目指す人々が再び物件探しを始めていることを示しており、4月の印紙税引き上げの影響より、借り入れコストの低下や堅調な賃金上昇が大きいと分析されている。
ハリファックスの住宅ローン部門責任者アマンダ・ブライデン氏は「住宅ローン金利が引き続き低下傾向にあり、賃金もなお上昇を続けているため、住宅取得の負担感は徐々に改善している」と述べた。
ただ、財政赤字を埋めるためのさらなる増税への懸念や、市場に出ている物件の多さが、価格の上昇を抑える要因になるとみられている。
不動産会社ナイト・フランクの英国住宅調査責任者トム・ビル氏は「年末には前年比で1桁台前半の伸びを見込んでいるが、それは秋の予算案の内容次第だ。一部はすでに警戒モードに入りつつあり、もし増税観測が続けば、夏以降に買い手が様子見姿勢に転じる可能性もある」と指摘した。
イングランド銀行(英中央銀行)によると、6月の住宅ローン承認件数は3カ月ぶりの高水準となり、需要が平常時の水準に戻りつつあることを示している。
原題:
UK House Prices Rise Most in Six Months, Halifax Says (1)(抜粋)





