12日の外国為替市場で円相場は1ドル=148円台前半に下落して推移。この日米国で発表される消費者物価指数(CPI)が関税政策の影響を受けて強くなることが警戒され、ドル買いが優勢だ。
三菱UFJ信託銀行資金為替部マーケット営業課の酒井基成課長は、米CPIが「市場予想を上回れば金利上昇、ドル買いとなる」とした上で、米利下げがメインシナリオになっており、ドルは149円台に上昇してもその後は上値が重くなっていきそうだと述べた。
円は対ドルでニューヨーク終値比0.1%安の148円34銭-午前9時19分現在
三井住友信託銀行米州部マーケットビジネスユニットの山本威調査役は、米雇用統計が悪く市場は足元やや弱気に傾いているため、米CPIが強めの内容となればドルが買われる可能性は高いと予想。その上で、東京市場では「3連休明けで148円を超えているほか、米CPI発表を控えて、ドルは上値が重くなる展開」を見込んでいる。
米CPIが強かった場合、「景気懸念が強まる中、インフレ指標の強さだけではスタグフレーションの可能性が出てくる」とも山本氏は指摘。当初ドル買いになっても、どんどんドルを買い進みにくいとみている。
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