ECB、現行の金利水準は適切でショックにも対応可能-ナーゲル氏
記事を要約すると以下のとおり。
欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのナーゲル・ドイツ連邦銀行総裁は12日、ユーロ圏の借り入れコストは、長引く通商の逆風に対して適切な水準であり、必要に応じてさらなるショックにも対応できるとの見解を示した。 ECBは過去1年間に8回連続0.25ポイントの利下げを経て、7月は政策金利を2%で据え置いた。スロバキア中銀のカザークス総裁は、経済に大きな悪化の兆候がない限り、ECBは米国との通商合意の影響を見極める時間を確保できる。この合意により、欧州連合(EU)からのほぼ全ての輸出品には、15%の関税が課されることになった。米国政府を見ればわかるが、今日適用されていることが明日には変わっている可能性があると述べた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース ECB、現行の金利水準は適切でショックにも対応可能-ナーゲル氏