米住宅は今が買い時、14年ぶりに価格下落へ-好機逃すなと専門家
記事を要約すると以下のとおり。
米住宅価格はこの10年余り、ヘリウム風船のように膨らみ続け、過去最高値を毎年更新してきた。 Illustration:MinHeoforBloombergBusinessweek 住宅を購入できる状況にある一握りの人々はこの好機を生かすべきだ、とジローのシニアエコノミスト、オルフェ・ディボンガイ氏は助言する。7月に売りに出された物件のうち値下げが提示されているのは27%と、月間ベースで18年1月以来の高水準となった。 Illustration:MinHeoforBloombergBusinessweek購入は待つべきか、それともすぐに動くべきか-住宅価格は下落の見込み 今すぐ買える余裕がある人には、市場のタイミングを計ろうとしないよう伝えている。現在の水準からはやや下がるとわれわれは予想しているが、大幅な低下は見込んでいない。春の住宅購入シーズンが始まったときには、売り手が戻ってきたことで多くの物件が市場に出回った。チャンスは目の前にあるが、長くは続かないかもしれない。そもそも定職がなければ、住宅ローンの審査に通るのは極めて難しい。一方、テキサス州やフロリダ州のように建設が活発な地域では、ここ数年間の人口増加にもかかわらず、住宅価格は下落。実際、こうした市場の多くで保険料が住宅価格の値頃感に影響し、需要後退を招いている可能性がある。 Illustration:MinHeoforBloombergBusinessweekこの状況は売り手にとって何を意味するか 大半の売り手が動くきっかけはライフイベントで、最も多いのは新たな職を得たときだ。実際、貯蓄率はそうした理由で上昇している。売却するかどうかの決定権は売り手側にあり、タイミングを自由に選べる非常に恵まれた状況にある。
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