インド、米ロ首脳会談前に原油調達先多角化急ぐ－２次関税を懸念

海上輸送のロシア産原油の世界最大の輸入国インドが、15日の米露首脳会談を前に調達先の多角化を急いでいる。
インド石油会社とバーラト石油は米国のほか、ブラジルや中東など世界各地から原油を調達している。
　リライアンス・インダストリーズやナヤラ・エナジーなど民間精製業者は10月積みのスポット調達を控えている。
インドは長年ロシアと緊密な関係を保っており、ロシア産原油の購入を続けたいインドのジャイシャンカル外相が21日にモスクワでラブロフ外相と会談するとＸ（旧ツイッター）に投稿した。