キャリー取引好調続く、シティが予想-ドル安と新興国通貨高が追い風
記事を要約すると以下のとおり。
ドルに対して新興国通貨を買うキャリー取引は今年、この10年で最も高いリターンをもたらしており、米シティグループの戦略責任者によれば、この動きは少なくとも短期的にはさらに続く可能性がある。 コスタ氏は、「新興国市場の中銀は平均して非常に慎重で、多くの地域でかなり中立的だ。」これらを総合すると、投資家の米国株需要が再び高まっているにもかかわらず、ドルは依然として落ち着いた動きになるだろうと話した。ただ、HSBCホールディングスのストラテジストを含む一部の投資家やエコノミストは、ドルに対する売り圧力が「バブル」の様相を帯びており、底値が近い可能性を指摘している。 そのうえで同氏は、来年下期には見通しがより厳しくなる可能性があると警告する。
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