勢力図変わる半導体株、東エレク17%安が映す「AI」「最先端」の壁
記事を要約すると以下のとおり。
人工知能(AI)への世界的な投資ブームが半導体関連株の勢力図を急速に塗り替え、製造装置のリーディングカンパニーも年初来の株価パフォーマンスで劣勢に立たされている。東エレクは半導体製造装置の大手として有名だが、顧客には足元の経営に苦しむインテルやサムスンも含まれ、最先端のAI向け半導体に直接的に関わっている企業に比べると、同社の業績は恐らく出遅れるだろうと話す。 サムスン電子の半導体部門の営業利益は4-6月期末時点で約40%となっている。 東エレクは7月末、今期(2026年3月期)営業利益計画を従来比20%以上減額した。 地政学やレピュテーション(評判)リスクも同社の業績と株価の先行きに暗い影を落とす。東エレクの元社員を含む3人がTSMCの機密情報を持ち出した疑いで、台湾の検察当局から起訴されるニュースもあった。 英ブルーボックス・アセット・マネジメントでポートフォリオマネジャーを務めるウィリアム・デ・ゲイル氏は、東エレク、10年先ロードマップで成長-河合社長「中国との差は拡大」アドテスト、決算好調も通期計画は市場予想未達の見方-株もみ合いサムスン電子の半導体部門、94%の営業減益-在庫コスト響くインテル、米政府が株取得でも業績回復につながるかは不透明。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 勢力図変わる半導体株、東エレク17%安が映す「AI」「最先端」の壁