市場の楽観ムードに落とし穴、米CPIの伸び加速なら波乱も
記事を要約すると以下のとおり。
9月の利下げがほぼ確実視される中、オプション市場では、11日の米消費者物価指数(CPI)発表後も株式市場は順調に推移するとの見方が広がっている。 そうした見方は5日に発表された8月の雇用統計に対する市場の反応は冷静だった。5日のCPI発表後にS&P500種株価指数が上下どちらかに約0.7%振れると予想されている。これは、過去1年間の実現ボラティリティー平均(1%)を大きく下回る水準だ。 コメリカ・ウェルス・マネジメントのエリック・ティール最高投資責任者(CIO)は「それは現時点でかなり微妙なバランスの上に成り立っている。」トランプ米大統領の貿易戦争や強硬な移民送還措置、政府職員削減がその要因となり得る。Source:Asym500 市場はすでに9月の利下げが見込まれている。食品とエネルギーを除いたコアCPIは8月に前月比0.3%上昇、前年同月比では3.1%の伸びが予測されている。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 市場の楽観ムードに落とし穴、米CPIの伸び加速なら波乱も