インドネシア銀行(中央銀行)は17日、通貨ルピアの下落にもかかわらず予想外の利下げに踏み切った。失業や低賃金を巡り市民の抗議活動が激化する中で景気を下支えする。
中銀は政策金利であるBIレートを4.75%へ0.25ポイント引き下げた。ブルームバーグ調査に回答したエコノミスト38人のうち、この利下げを予想していたのは2人だけだった。
中銀は直近3回の会合で連続して
利下げを実施。この1年間で計150ベーシスポイント(bp)借り入れコストを引き下げたことになる。今回の決定は、経済成長が通貨安定よりも優先課題になっていることを鮮明にした。
中銀のペリー・ワルジヨ総裁はオンライン会見で、銀行の貸出金利が一段と速やかに低下する必要があると述べた。今月に入り財務相を交代させたプラボウォ大統領は、2029年までに成長率8%の達成を目標に掲げているが、これは1990年代半ば以来達成されていない水準だ。
原題:
Bank Indonesia Surprises With Rate Cut, Defying Rupiah Pressure (抜粋)






