仮想通貨大手ジェミニ・スペース、IPO価格割れ続く-収益改善が課題
記事を要約すると以下のとおり。
米ナスダックに上場した暗号資産(仮想通貨)交換大手、
ジェミニ・スペース・ステーションの株価は、9月の新規株式公開(IPO)後に得た上昇分を数日で吐き出し、IPO価格割れが続いている。しかし、両社とは異なり、ジェミニの株高は短命に終わり、10月7日の終値はIPO価格を約13%下回っている。 ジェミニのIPOで主幹事を務めた4行のうち、ゴールドマン・サックス・グループ、シティグループ、モルガン・スタンレーの投資判断はいずれも「中立」相当で、同業他社の株高が続く中で投資家を引きつけるのは難しい状況だ。ジェミニの調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前損益)は2027年10-12月(上半期)業績は、売上高が6860万ドル(約104億円)に対し、最終損益が2億8250万ドルの赤字となった。主な収入源は自社プラットフォームでの取引手数料で、現在はシェア拡大を狙ってマーケティング費用を増やしている。
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