欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁はECBの金利について、世界経済が今後どのような混乱に直面しても対応できる適切な水準にあるとの認識を示した。
国際通貨基金(IMF)年次総会のためワシントン入りしている同総裁はブルームバーグのリサ・アブラモウィッツ氏が司会を務めた16日のパネル討論会で、インフレと経済成長に対するリスクが一段と均衡していると指摘し、インフレ率と金利の双方が2%付近にある現状に満足しているとのスタンスを示した。
「現在の立ち位置は良好であり、将来のショックに十分対応できる態勢が整っていると考えている」と語った。
ECBのチーフエコノミストを務めるレーン理事によれば、経済データに基づいて政策判断を行うという方針を堅持する姿勢は変わらない。
同理事は「できる限り開かれた姿勢を保ち、会合ごとに判断する」と述べた上で、「必要と判断すれば実行」し、「年8回でも考えを変えることはできる」とし、「データ次第であり、会合ごとに判断するというのは本気だ」と強調した。
また、不確実性は今や「固定されている」とも説明。将来のショックに対して政策当局がどう反応するかという「反応関数」を市場が理解しているかどうかが主要論点の1つとの見解も示した。
原題:
Lagarde Says ECB Is Well Placed to Tackle Future Shocks、
ECB Determined to Decide Next Steps Based on Data, Lane Says (抜粋)






