ニューヨーク連銀のロベルト・ペルリ氏は12日、翌日物資金調達コストの上昇は銀行の準備預金残高がもはや潤沢ではないことを示唆しており、連邦準備制度は望ましい流動性の水準を維持するため、「遠くないうちに」資産購入を開始することになるとの見解を示した。
連邦準備制度のシステム・オープン・マーケット・アカウント(SOMA)の運営を統括するペルリ氏は、短期市場金利の上昇など幾つかの指標は「準備預金残高がもはや潤沢(abundant)ではないとの強い兆候」を示していると、同連銀が共同で主催した会議向けの講演テキストで指摘した。
ペルリ氏の講演に先立ち、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁も同日、準備預金残高が十分(ample)と考えられる水準に近いうちに達するだろうと述べた上で、「次の自然な段階」は資産の漸進的な購入になると同じ会合で語っていた。
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パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長率いる米金融当局は先月、米国債保有の縮小を12月1日で終了すると
発表した。短期資金調達市場では圧力が高まっており、準備預金残高が当局にとって望ましい水準に近づいていることを示唆している。
こうした状況を受けて、市場参加者の間では、バランスシートのランオフ(償還に伴う保有証券減少)終了前であっても、金融当局が短期金融市場への介入を迫られる可能性があるかどうか疑問が生じている。
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ペルリ氏はレポ金利上昇を市場の圧力を示す兆候の一つとしつつも、連邦準備制度の常設レポファシリティー(SRF)の利用が過去2カ月間に増えている点に言及。投資家が先行き、このファシリティーを「一段と広範かつ大規模」に利用すると見込まれると話した。
原題:
Fed’s Perli Says Won’t Be Long Before Fed Starts Buying Assets(抜粋)







