JPモルガン・チェースのエコノミストは、米連邦準備制度理事会(FRB)が12月に利下げをするとの見通しに転じた。次回利下げは来年1月との従来の見方を覆した。
米国チーフエコノミストのマイケル・フェローリ氏が率いるチームは26日、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁をはじめFRB高官から早期利下げを支持する発言が相次いだことが判断を改める要因になったと説明した。
先週には、遅れて発表された9月の雇用統計内容を受けて、12月の金利据え置きを予想していた。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は、12月9、10両日に会合を開く。JPモルガンはFRBが12月と来年1月にそれぞれ0.25ポイントの利下げを実施すると予想している。
フェローリ氏はリポートで、来年「1月の利下げが最後との見方に回帰した」とした上で12月については「次回FOMC会合は依然として微妙な情勢だが、最近のFRB高官の発言を踏まえると、今から2週間後のFOMCで当局が利下げを決める可能性が高まったとみている」と説明した。
JPモルガンの変更後の見通しはスワップ市場の観測と一致している。市場は12月の0.25ポイント利下げの確率約80%を織り込んでいる。9月の雇用データ公表後でウィリアムズ総裁の発言前の時点では30%未満だった。
原題:
JPMorgan Flips Forecast, Sees Fed Cutting Rates in December(抜粋)





