東南アジアやスリランカで豪雨、死者1000人近くに－深刻な異常気象

アジアで発生した深刻な異常気象により、これまでに1000人近くが死亡した。
　インドネシアのスマトラ島では、サイクロンの影響で勢いを増した1週間にわたる集中豪雨により、少なくとも442人が行方不明となっている。
　ジャカルタ・ポストによれば、インドネシア国家防災庁のスハリヤント長官は11月30日の会見で、道路の寸断や通信網の障害が救助・救援活動を複雑にしていると述べた。
インドネシア・アチェ州の洪水被害を受け、ペトロン・マレーシア・リファイニング・アンド・マーケティングは、製油所の稼働を停止したと届け出で明らかにした。
ゴムやパーム油の生産にも深刻な被害をもたらした台風26号以来、マラッカ海峡で発生した最初のサイクロンだった。
だが、同天文台は海峡の海水温の高さなど複数の条件が重なり、セニャールの発生につながったと説明した。