AIブームでも米データセンター投資にベインは慎重－競合と一線画す

米プライベートエクイティー（PE、未公開株）投資会社 ベイン・キャピタルは、競合他社が人工知能（AI）ブームを支える米国内のデータセンター建設・拡張を後押しする投資を急ぐ中、慎重姿勢を示している。
マッキンゼーによると、2030年までに世界のデータインフラ投資に占める米国内のデータセンターに巨額資金を投じている。
　グロス氏は、ベインが米国内ではデータセンター建設よりも、施設運営を効率化するサービスへの投資に軸足を置いてきたとし、「これに関連する投資収益率は非常に魅力的だと語った。」
　同氏は、米国の実物資産に投資する好機になるかもしれないと述べた。